水中撮影 GoPro導入計画 その3

サーフィンの水中撮影に
GoPro HDを導入します、ということで


その1:GoPro HDの機種選定、価格比較と
   サーフボード取り付け用部材準備

その1.5:GoPro HDで撮影したサンプル映像
その2:GoPro HDのスケートボードへの取付

と書いてきて、いよいよ今回は、
本題であるGoProのサーフボードへの
取り付けです。


GoProには、GoPro HD Surf HEROという
サーフボードマウント用のキットが
同梱されたセットもありますが、
ピクチャ 6
ピクチャ 5

このキットだと、サーフボード1枚の
しかも、ノーズ側への取り付けしか
対応できそうに無い、ということで、
今回は、水中ハウジング以外の
オプションがついておらず、最も
安価なGoPro HD NAKED
に以下の部材を組み合わせて
使うことにしました。


フラットマウント セットピクチャ 16
マウントのベースとなるキット 5個。

GoPro グラブバッグ2ndピクチャ 15
 これがあると、15cmくらい
  高い場所に設置できる。
  サーフボードのテールに設置をする場合、
なるべく高さが必要なため。

エポキシパテ 水中用
PICT0001_2_[0]
セッションセイバーという名前で
 サーフボード修理用に売られている事も
 あります。
 練り合わせると15分くらいで固まる
 エポキシ粘土と思ってください。
 サーフテックやEPS等、ボードの
 素材に関わらず使えて、とても便利。
 今回は、コレで色々とカメラの固定用の
 部分を補強、作成します。
 たぶん、このパテはかなり汎用的に
 色々なものへの取り付けに活用できると
 思います。強度もかなりあるし。


まずは、サーフテック社製の
5’4″ツインフィンで思い切って試します。

フラットマウントにドリルで穴を切り
PICT0033_[0]

続いて、板のテール近辺にも
同じ間隔で穴を切ります。
いずれもサイズはM3径で。
PICT0039_[0]
先にフラットマウントに穴を開けて、
それを板にあてて、板側の穴の
場所を決めると、穴位置がぴったりと
合うと思います。

穴を開けたところに、M3径で
長さが20mmのナット
PICT0008_[0]
を押し込んでからエポキシ樹脂を
乗せます。
PICT0046_[0]
このとき、ナットの奥側も
エポキシ樹脂で埋めておかないと
ここから浸水するので、忘れずに
埋めましょう。

その上に、フラットマウントを
取り付けます。
PICT0047_[0]

M3径の低頭ネジ(頭の部分が
フラットになっているネジ)で
止めます。
PICT0003_[0]
ネジ止めしたら、ネジ穴と、
フラットマウントの周りも
エポキシ樹脂で埋めて、浸水を
防ぎましょう。


ノーズ側も同様にして・・・。
PICT0004_[0]
思い切って穴を開け、GoProの
マウントキットを取り付けて、
豪快にエポキシ樹脂で埋めてます。

PICT0002_[0]
GoPro HD本体をマウントしたところです。


最近、水中で撮影するためならば
結構どんなことでも躊躇無く出来るように
なってしまいました・・・。


続きまして、長年愛用している
M10 EPSの板も。
こちらEPSですが、エポキシ樹脂は
発泡素材を溶かさないので、同様に
エポキシ樹脂が使えます。

テール側です。
PICT0053_[0]
M10の方は、穴はあけずに、
GoProマウントキットの両面テープと
エポキシ樹脂のみで固定してみました。
これでも十分に強度保てそうな気が
します。


ノーズ側も取り付けたんですが、
写真は別途ということで。


テール側の取り付けにあたって
一つだけ注意する点があると思います。

それは、ワイプアウトした際に
なるべくリーシュが絡まない場所に
したほうが良い、という点です。


が、色々考えたんですが、基本は
中心が一番良いと思います。
というのは、ワイプアウト後に、
最終的にリーシュが伸びきった状態に
なった際に、左右の位置だと、その分、
絡まったリーシュに中央に向かって
引っ張られる様な負荷がかかると
思うので。
中央なら、ほとんどそういう負荷は
かからないと思います。


以下はM10のテールからGoPro HDの
r4モードで撮影した映像です。


M10はテールの右側にマウントを
取り付けましたが、何度かリーシュが
絡まりましたが、特にはがれたり等の
問題は無かったです。


GoProで撮影した映像は、これから
順次アップしていきたいと思います。


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