明治神宮と新宿御苑

週末の家族でのお出かけ先といえば、都心の繁華街であったりショッピングモールであったりというのが一般的なのかも知れませんけれど、明治神宮と新宿御苑というのもなかなか良い選択肢の一つだと思ってます。

新宿御苑の芝生

 

僕自身は住んでいる場所が世田谷区なもので、近くに駒沢公園、世田谷公園、砧公園など、結構大き目の公園が沢山ありまして、週末に家族で公園にいくのであればそういった公園へ、というのもパターンとしては多いです。

ただ、明治神宮や新宿御苑というのは、上記のような公園とは一味違っているかな、と。

 

【明治神宮、新宿御苑の他の公園との「違い」】

(1)歴史が違う

別に、古いから良い、と言いたいわけではありませんが、公園にとって「歴史」というのはとても重要な意味があるかな、と。

たとえば前出の世田谷区の3つの公園がいつころできたかといいますと、砧公園が1957年、駒沢公園が1964年、世田谷公園が1974年完成なわけです。植わっている木々全てがそのタイミングで植えられたわけではなく、それよりも古くから生えている木もあるんでしょうが、ま、公園の歴史としては50年前後ということになります。

それに対して、明治神宮、新宿御苑の歴史はと言いますと、明治神宮は1915年から造園工事を開始、新宿御苑も1879年には新宿植物御苑として開設されており(敷地自体はもっと古くから存在)、100年、150年という歴史を持っていることになります。

それが何に影響するかといいますと、それは「木の大きさ」≒「森の大きさ」に影響するわけです。

実際にそういった意識をもってそれぞれの公園を訪問すればすぐにお分かりいただけると思いますが、明治神宮や新宿御苑の木々の大きさというのは、その他の公園の木々とは比べ物になりません。駒沢公園の木も当然それなりに大きな立派な木ではありますが、明治神宮や新宿御苑には、それを更にしのぐ、神々しさすらあるような「巨木」がいたるところに多数生えています。無宗教でオカルト的なものもあまり信じない僕のような人間であっても、新宿御苑の巨木を見上げると、何か神秘的な自然エネルギーがそこにあるような気持ちにさせられることがあります。個人的には、こういった木々が一般に開放された公園に普通に生えているということは本当に素晴らしいことなのではないかと考えています。

 

(2)街に近い

砧公園も素晴らしい公園ではありますが、砧公園にお出かけをしたら、その日に「青山のイタリアンレストランでランチ」というプランを組み込むのはちょっと難しいのではないでしょうか。

ま、それはそれで別に良くて、地元のご飯が美味しいお店にでも行けばいいだけの話なんですが、新宿御苑や明治神宮だったら最寄り駅が原宿/表参道、新宿といった駅ですので、そのまま街にお出かけもできてしまうわけです。

なので、子供たちを公園で遊ばせつつ、街にも出たいという奥様のニーズを満たすこともできますし、たとえば記念日なんかであっても、昼間は広い公園の自然の中でのんびり過ごして、あらかじめ予約を入れておいた表参道のちょっと良いレストランにいって早めのディナー、なんてことも普通に出来るわけです。

新宿御苑から初台のドコモビルを眺める

これは家族みんなを喜ばすことができるプランの一つなのではないかな、と。

 

ちなみに、車で明治神宮に行ったら奥の方までそのまま車で入っていけます(もうほとんど代々木に近い宝物殿のあたりまで)。この辺りは一面芝生で、子供を遊ばせるのにちょうど良いエリアなので、車で行きたい方は明治神宮へ、という考え方もありかなと思いますね(内緒ですが、この駐車場、無料で停められます。でも、たとえば表参道で買い物をしたいからといって、ここに車を停めてお買い物にいくようなまねをしてはいけません。必ず罰があたります。ま、到底歩いて街までいけるような距離ではないので、悪用は出来ないと思いますけれど。宝物殿のあたりから原宿駅まで1.5kmくらいはありますから、大人の足でも30分くらいかかるのではないかと…)。

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