とりあえずここのところ、ガーデニング系のお話、植物栽培のお話を3連投させていただきましたが、今回はちょっと系統を変えて、庭やテラスの設備系のお話をしてみたいと思います。
自宅にお庭やテラスなど、「屋根のない」外のエリアがある場合、タープがあると色々と便利です。
ウチの場合は2階にそこそこの大きさのテラスを作ってありまして、ベランダと違って屋根が無いので、その分開放感は相当あります。
が、その分テラスには問題もありまして、具体的には「日ざし」「雨ざらし」という辺りなんですが、例えば植物にしてみても、暑さにあまり強く無いもの(もみとか)は、真夏は日陰も必要なわけです。
ウッドデッキにしたって、猛暑の8月に直射日光に数時間も照らされ続ければ、恐らく子供の足の裏だったら(大人も?)やけどをする位の温度にまで普通に上昇してしまいますし、常に直射日光にさらされ続けていると傷みも早くなります。
で、そういったときに重宝するのがタープなわけです。
日ざしを避けるために屋根を作ってしまうと、開放感も損なわれてしまいますし、例えば日ざしが貴重になる冬場にデメリットになってしまいます。
でも、タープだったら必要な時期、例えば初夏から真夏に掛けてだけ張って、秋になったらしまえば良いわけですから。
ちなみに、この「初夏から真夏」という時期は雨の多い時期ともかなり重なっていますので、こうやってタープを張っておけば、雨の多い時期、ちょっと天気が良くない時でも、テラスやお庭に出てお庭ライフを楽しむこともできるわけです。
こういったタープ、ものによっては結構良い値段がしてしまうものもあるんですが、ウチではIKEAのタープを愛用してます。
安いんですよね。IKEAのタープ。
うちで使ってるのはDYNINGというものなんですが、3.6m×4.15mのかなりしっかりとしたものが2,490円ですから。
既に5年くらい愛用してますが、今のところ破けたりとかも無く、非常に快適に使えています。
で、このタープ、取り付けたり外したりするのがちょっと面倒な気もするじゃ無いですか。
風で外れたりしないようにしっかりと結んだりとか…。
そういう問題を一気に解決してくれるのが、この丸カンです。
これを予め家の壁とか、必要そうなところにいくつか埋め込んでおけば良いわけです(家の躯体に埋め込む場合には、そこから水が入ったりすると大変なことになる場合もあるので、しっかりと穴に防水もしておきましょう)。
「いくつか」と書きましたが、「いくつも」「たくさん」の方が正解かもしれません。
この丸カン、他にも色々な用途に使えますので、ちょっと多すぎるくらいに短い間隔で埋め込んでおく方が便利だと思います。
例えば僕のうちの場合は、家の壁と、それに並行に向き合っているテラスの壁、それぞれ4.5m位の横幅の部分に40cm間隔位で10個づつ位丸カンを埋め込んであります。
こうしておくと、取り付け場所が柔軟に選択できるので、既成品のタープをそのまま使えてリーズナブルですし、ちょっとタープの位置を変えたかったりするのにも便利です。
暑い夏、日ざしがカンカン照りの日にタープの下の日陰で冷たいビールを飲んだりすると、最高ですよ。
「ウチのテラス、なんだかイマイチ居心地が良くないんだよね…」という方、今年の夏はタープを張ってみてはいかがでしょうか。