DIYや耐震固定につきものの「ネジのなめ」対策



この間、震災対策の家具の耐震固定を実施した際、電動ドライバーでガンガン作業をしていたら、何本かネジ穴を舐めちゃったところが有りまして…。

とりあえず固定作業自体には問題なかったんですが、いつか家の模様替えをしたり、家具のレイアウト変更をしたりするときにはきっと困るだろうなと…。

狭い所で電動ドライバーで作業してて、しかも、タッピングねじとかの下穴の場所が微妙にずれてたりすると、ネジが上手く入って行かないで舐めちゃったりすることが結構あるんですよね…。

ネジのなめ対策としてなによりも重要なのは、「無理してネジを締めない」。これに尽きるということを実感した次第です。


ですが、実際にナメちゃったものはもうどうしようも無いということで、何とかして抜かなければならないわけで…。


で、先日東急ハンズに行った際に、ナメちゃったネジを外す方法について、専門家であるハンズの店員さんい聞いてみました(聞いておいてアレなんですが、ハンズで買うと結構高いので、確認だけして買わずに帰ってきちゃったんですけどね…。ハンズの店員さん、すんません…)。


ナメちゃったネジを抜く方法って、僕は「舐めたネジの頭にトンカチでドライバーを叩きこんで、何とかして回せるようにして抜く」くらいの方法しか知らなかったんですが、実は結構色々な方法があるんだそうです。


まず一番オーソドックスな方法
(1)「なめたネジを抜く専用のドライバー」を叩きこんで抜く方法。

これ、ちゃんと専用のドライバーがあるんです。

ビスブレイカードライバーとかいうらしいです。



先端が特殊な硬い素材になっていて、軸部分もしっかりとした、力に耐える軸になっていて、ハンマーで叩くと、ドライバーの先端がネジ山に喰い込む様な設計になってます。

価格も数百円台後半とリーズナブルですし、DIYをする人は一本持っておくと便利かなと。


次に、上記のドライバーの進化系として
(2)インパクト機能がついている「舐めたネジ抜き用ドライバー」を使って抜く方法。



これは、上記(1)のタイプのドライバーにさらに「インパクトドライバー」としての機能がついているタイプ。

ハンマーで叩くと、ドライバーの先端が反時計回りに回転する機能がついてまして、叩きこむと同時にネジが抜けてくるような機能が付加されているわけです。

価格帯は2,000円弱というところです。



上記の(1)、(2)は、いずれもハンマーでドライバーを叩きこんで抜くタイプで、一番オーソドックスで一番汎用性が高い方法だと思います。

「ハンマーで叩く」という作業ができれば、とりあえずはこの方法を試すのが一番かなと。

ただ、スペースの問題や素材の問題で「叩けない」場合もありますので、その場合にはさらに別の方法を試す必要があります。


で、三番目の方法です。
(3)特殊なペンチでネジを掴んで回す方法。

普通のペンチというのは、ペンチの先端に向かって横向きに溝が切られています。

つまり、何かを掴んで引っ張ったときに、掴んだものがスッポ抜けない方向に溝が切ってあるわけです。

でも、ペンチ状のものでネジを掴んで抜こうとする場合、まっすぐに引っ張っても抜けるわけは無く、ドライバーと同じく、反時計回りに捻って回す必要があるわけです。

こういうことをしたいときに、横向きに溝が切ってあっても、溝自体が回転方向と同じ方向に切ってあるので全然グリップしなくて、普通のペンチではいくら頑張ってもネジは回せません。

で、この特殊なペンチはそこら辺のことを考慮してあって、通常のペンチの横向きの溝に加えて、縦向きにも溝が切られているので、ネジを掴んで回すことができるというものなわけです。



「小ねじプライヤー」とか「ネジザウルス」とかいう名称で、2,000円弱くらいで売られています。



こういったペンチがあれば、狭い所で、上記の(1)、(2)あたりのビスブレイカードライバーとかが使えないところのネジでも、回して引きぬくことができます。


ここまでがオーソドックスな工具類で、このいずれかの方法で、大抵の「舐めたネジ」は抜くことができると思います。


で、それでも「どうしても抜けなかった」というパターンに対して、これが最後の手段です。

(4)舐めたネジの頭に電動ドリルで穴を空けて、その穴に対して特殊なドリルをねじ込むことで抜く方法。




すごくわかりづらい説明になってしまったんですが、説明的にはそのまんまです。

電動ドリル用のビットとして2種類のビットが入ってまして、1種類は単純に穴を開けることが出来るビット。もう1種類は、通常のドリルやタッピングねじなどと逆回転のドリル状になっているビット。

で、ドリルでネジの頭に穴を空けて、その穴に、逆回転ドリルのネジを、電動ドライバーを逆回転にしつつねじ込んで行くと、ビットのネジがドライバーの穴に食い込んで、ネジを反時計回りに回すことができる、というものなわけです。

数種類の大きさのビットのセットで2,000円から3,000円くらいで売られてます。

この方法は、最悪のケースとして、ネジの頭が割れてしまってどうしようもなくなることもあるので、本当の最終手段だそうです(その場合には(3)の特殊なペンチやプライヤーで抜くくらいしか方法がなくなってしまうが、どうやっても抜けなくなる可能性もある)。


「舐めたネジの抜き方」、こんなに一杯方法があるとは知りませんでした。

ハンズの店員さん、ありがとうございました。


僕自身、ネジを舐めてしまってビビる(または途方に暮れる)ことが年に何回かあるので、とりあえず(1)のビスブレイカードライバーと(3)の小ねじプライヤーあたりを買っておこうかなと思います。








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