【まじ怖かったので】ゲリラ豪雨と駐車場に流れ込む雨水の対策をしました

 

いや〜、それにしても最近のゲリラ豪雨、半端無く無いっすか?

雷,落雷

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昨日(2013年7月23日)、ちょっと私用で某お役所に行く用事がありまして、午後お休みを取って夕方前には世田谷区の自宅に帰ってきてたんですよ。

んで、東京を襲ったゲリラ豪雨とガンガン落ちまくる雷に少しビビりつつも、自宅の1階の書斎でちょっと仕事してたらですね…。

唐突にブレーカーが落ちまして…。

「ん?」と思って廊下に出たら、何でだか玄関が水浸し…。

写真が無くて恐縮なんですが、玄関が水深10cmくらいのプール状態に…。

 

ウチの家、50cmくらい掘って建ててあるもんで、玄関と駐車場は道路面よりも低いんですよ。

でも、当然排水口もきちんと作ってありますし、ちょっとやそっとの雨どころか、基本的には豪雨や台風でも水浸しになるはず無いんですが…。

と思ったら、その肝心の排水口が落ち葉で詰まってました…。

数日前に嫁さんが掃除をして、ちりとりが手元に無かったのでそのまんまにしておいたら、それが流れて詰まっちゃったみたいです…。

んで、浸水ですよ…。

ブレーカーが落ちたのは、玄関の床近くに入れてあるLEDライト周りに水が入って、その漏電防止で落ちたみたいです…。

シャレにならんのですが…。

 

んでね。

もっとヤバイことがそのあと起きまして。

ヤバイっつっても、今風の「良い意味のヤバイ」じゃなくて、我らオジサンたちの使う方の、「スゲエ困ったよ/マジ困ったよ」の方の「ヤバイ」です。

 

先程も書いた通り、ウチの1階は道路よりも少し低いんです。

で、特に駐車場は開口部も大きいので、流れ込んだ雨水は、単にそのまま排水口に流すんじゃなくて、1度貯留槽に流しこんで、そこからポンプで汲み上げて排水する仕組みにしてあるんです。

その駐車場にある貯留槽の排水ポンプが、ブレーカーが落ちたお陰で止まっちゃいまして…。

「そういえば、工務店さんが、”停電したらポンプが止まってヤバイので、万が一のときは手で掻きだしてくださいね”とか言ってたな」「ヤベエな」と思ってたら、みるみる水位が上がって、とうとう少し溢れ出てきたりしちゃって…。

しかも水の流量が結構多くて、「もしかして掻きだしても間に合わないかも?」くらいのペースで水位が上がってきちゃってたんですよ…。

「これは床上浸水も覚悟するしか無いか?」と思いつつも、玄関側の排水は既に完了してたので、恐る恐るブレーカーを上げてみたところ、無事通電しまして、排水ポンプが動いて事なきを得たんですが、コレはホント恐ろしい体験でした…(無事じゃなかったときのコトを考えるとマジで色々恐ろしいんですが…)。

 

今回は何とかなりましたけど、よくよく考えてみると、こんな上手く行かないケース、十分に有り得るかなと。

例えば、

(1)ゲリラ豪雨と落雷で地域一帯が停電。東京電力が頑張って小一時間で復旧させるも、その間に雨水が怒涛のように駐車場に流れこみ、そこから回ってきてきっちり床上浸水。

(2)東日本大震災なみの巨大地震などの天災が夏場に起き、電線切れなどで数日間停電。その間に大雨が降り、以下同文できっちり床上浸水。

 

昨今の状況からすると(2)のパターンですら十分に現実味ありありなんですが、(1)のパターンなんて、昨日起きていても不思議じゃなかったかなと。

昨日も「豪雨でマンションの地下駐車場が水没」みたいなニュースやってましたけど、あれって別に設計上の問題なわけじゃなくて、多分今回の僕のウチのように、「大雨+停電」で排水機能が停止したせいで起きたんでしょうね(そもそもの土地が低い場所かどうかというのは、当然関係してくるんでしょうが)。

実際、うちからそんなに遠くない三宿とか太子堂とか碑文谷あたりでも停電起きてましたから…。

そもそも単に漏電防止や落雷の異常電圧でブレーカーが落ちただけでも、僕が在宅していなかったら嫁さん一人では対応出来なかったんじゃ無いかと思いますし(漏電や異常電圧で落ちた場合には、単にスイッチを上げるだけじゃなくて確認ボタンみたいなのを押さなきゃいけないんですが、果たして嫁さん一人でそれが出来たかというと…?)。

 

んで、コレはマズイということで対応策を色々考えたんですが、どんなパターンでも確実に対応できるのは、タンクに溜まった水を汲み出したり庭に水を散水したりするのに用いるような水中ポンプを購入しておくことかなと。


こちらはRYOBIの定価20,000円くらいのヤツ。毎分110リットルの吸い上げが可能。

Amazonで9,000円くらいになってます。

ちなみに、よくある「お風呂のお湯を洗濯機に移し替えるためのポンプ」みたいなのでもイケるかなと思って調べたんですが、アノ手のポンプって毎分10リットルくらいの汲み上げ性能なので、ゲリラ豪雨の水流量にはちょっと敵わないのかなと(立地条件にもよると思いますけど、豪雨のときにMAXで雨水がダバダバ道を流れてるときの水量って、各家の入口近辺の排水口に流れ込む量だけでも数秒で1リットル、毎分20〜30リットル以上だったりすると思います)。

で、とりあえずコノ手のポンプを1台用意しておけば、玄関だろうが駐車場だろうが、最悪床上浸水しようとも一気に水を排出してくれますので一安心。

 

と思ったらですね…。

よく考えたら、停電時に使う想定なわけで、バッテリ駆動のやつじゃないと意味がない…。

で、色々探してみたんですが、バッテリ駆動の水中ポンプというのはどうも無いようで…。

こりゃもうどうしようも無いのか…?と思ったんですが、結局のトコロは、こういう組み合わせを買うことにしました。

 

(1)ナカトミ製の水中ポンプ

RYOBIの奴も良さそうだったんですが、こちらの方が消費電力が185W/225Wと低くて、しかも多少安い。排水能力も毎分65リットル/75リットルと今回の用途には十分そうです。お風呂のお湯を洗濯機に移すのにも使えます。後述しますが、RYOBIのヤツは消費電力が320Wも必要でちょっと具合が宜しく無かったもので。もう少し安いオレンジ色のモデルは「清水用」で、汚れた水には使えないみたいなので、お間違えなく。

 

(2)ホース

とりあえず15mくらいが、長すぎず短すぎずで色々使い回せて便利かなということで。

 

(3)充電式家電バッテリー

このバッテリが、値段もそこそこで家庭用コンセントと同じAC100Vで300Wまで出力できて、一番良さそうでした。 コレ以外にも、自動車のバッテリから電源を取るタイプのものも探してみたんですけれど、200W〜300Wもの電源を供給できるようなのはちょっと無かったので、充電式のコチラのタイプで決定。ポンプをRYOBI製で無くナカトミ製にしたのも、300Wのこのバッテリで余裕を持って電源供給できるようにということで。災害時の非常用電源としても使えますし、万が一車のバッテリーが上がっちゃったときにも、スターターとして使えちゃって一石三鳥です。

 

3点セットでジャスト2万円くらいは掛かっちゃいますけれど、背に腹は変えられない&大地震とかの災害時にも使いまわせるということも考えると、ま、それほど高い買い物じゃ無いんじゃないかと。

 

ついでに、コチラの水中用エポキシパテも3つばかし購入しておきました。


これ、固まるとコンクリみたいにカチカチになるんですが、コレで駐車場のヘリのあたりを少し盛って、根本の雨水の流入自体も多少減らせるようにチャレンジしてみようかなと。

 

コレでこの夏ゲリラ豪雨が何度襲ってこようとも、ウチの家はもう大丈夫なハズなので一安心です。

ポンプの使い方、嫁さんに忘れずに教えておかないと。

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2 Responses to 【まじ怖かったので】ゲリラ豪雨と駐車場に流れ込む雨水の対策をしました

  1. もでやん says:

    すみません^^;古いスレッドに投稿です^^;
    良いセット買われたようですが、留守中は大丈夫ですか?

  2. うー says:

    もでやんさん

    こんにちは。
    留守中はどうなんでしょうね…。
    基本的にはポンプが動いてるので停電とか漏電とかそういう系のトラブルが無ければ問題ないですし、家族が誰かしら家にいることのほうが多いとは思うんですけど、もしもどこかに家族旅行にでも行ってて、そのときにそういうトラブルが起きたら、それはもう仕方がないのかなと…。

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