スペインと南フランスのサーフィン事情

とっても唐突ながら、いつか家のローンに目処が立って
ネットである程度の収入が得られるようになったら
どこか波の良い場所に移住をしたいと思っています。

候補地は
・宮崎
暖かく、常に腹程度の波が立っている。食事も人も良いし。
・福島、仙台あたり
水は冷たいが、海はその分空いている。ドライスーツを
作ればOKなはず。波は結構あるし。
・海外だったらオーソドックスにハワイ、アメリカ西海岸の
サンクレメンテかサンディエゴ辺りとか。
オーストラリアも良いですね。

PICT0013
コイツは数年前の元旦@柳島です。
被写体は某銀行員。

でも、本当に具体的に想像してみると、子供の教育問題が
大きくのしかかってきますね。

あんまり訳のわからないところに飛び込んでしまうと、
親は良いけど子供が将来困るかも、ということを考えると
とても悩ましいです。

だったらせめて海外の方が良いか?と考えてみても、
どこの国が良いのかが判断できません。

アメリカが今後も世界の支配者で居続けられるかはちょっと
怪しい雰囲気だし、かといって中国が本当に来るかというと
それには結構疑問もあります。

中国は、発表している経済関連の数字がことごとく
水増しされているという噂(とソフトな表現を敢えて用います)
ですし、市場として大きな市場であることは否めませんが、
アメリカの代わりにはなり得ないのでは無いかと。

するとインド?それともロシア?

などと考えているときに、flickrにアップしている写真
スペイン人からコメントが入りました。


スペインの南西部 セビリア
では、12月の現段階でも
気温18度ほどあり、夏には40度近くにもなるそうです。
HappyTellus spain
photo by HappyTellus

スペインですか~、これは良いですね。

1年ほど前に、ある友人の父上の言葉を別の友人づてに
聞いたんですが、この方は某大手商社のブラジル法人の
副社長を務めていらして、この世界的な不景気のさなかに
あっても、というよりも、この不景気な世の中だからこそ
なおいっそう際立つように、ブラジル経済が凄まじく
パワフルであることを語っていたそうです。

アメリカの次を担うのが、中国でもインドでもロシアでもなく、
ましてやEUでも日本でもないとすれば、次にくるのは
ブラジルなのかもしれません。

ブラジルはサーフィンにはかなり適した地だと聞いたことは
ありますがちょっと遠いですね。日本の真裏ですから。
直通便でも多分24時間位かかっちゃうんじゃないでしょうか。

親にも孫の顔を頻繁に見せなきゃならないしな・・・。
治安も悪いというし・・・。

と思っていたところでスペインという新たな候補地の出現です。

ブラジルはポルトガル語ですが、言語としてスペイン語とはかなり
似通った部分がある、という話を聞いたことがあります。

単語とか発音は全然違うらしいですが、にもかかわらず
ネイティブ同士であれば9割方は通じる、という噂です。
東京弁と関西弁or九州、沖縄の方言くらいの近さだという
説もあるらしいですし。

スペイン語はスペイン、メキシコ、アルゼンチン、チリなど
20カ国4億人以上に話されている言語で、アメリカやヨーロッパでも
理解する人が多くいる言語です。
コイツをマスターした後に、これに加えて、ブラジル等数カ国、
2億人以上が使うポルトガル語をマスターすれば、20年後の
国際社会では結構使えるのでは無いか、という気がします。

フランス語等とも近い言語であるため、フランス語の習得にも
ある程度役に立つという話も聞いたことがあります。

2001年JPSAグランドチャンピオンの桝田 琢治プロも
確かスイス辺りに住んで、南西フランス ビアリッツあたりに
足繁く通っているという話を聞いたことがあります。
Gilzee france
photo by gilzee

偶然ですが、桝田 琢治プロのことをネットで検索したら、
サーフテックJAPANのサイトで、今月号のon the boardに
桝田 琢治プロのスペインのムンダッカ、フランス、
ポルトガル等でのサーフィンの記事が載っているという
情報を発見しました。
97-1.jpg

僕は心の狭いショートボーダーなもんですから、
日頃からロングの方々には冬の冷たい海の中であっても
ぐつぐつとたぎる煮え湯を飲まされることが多い訳です。

勢い文面にもそこはかとない憎しみがにじみ出てしまう訳ですが、
桝田 琢治プロの様な本当にスゴイ人は、心の底から
リスペクトしてしまいます。

ヨーロッパ西部の海沿いのTRUE ROMANCEのラストシーンの様な
家に住んで、毎日人知れず割れるホームブレイクでサーフィンをする、
というのは、最高な気がします。
(TRUE ROMANCEは確かメキシコのカンクンでしたけど)


Margate Seaside
Originally uploaded by nardip
 

ネットで調べてみると、スペイン、フランスは波もあり、
サーフィンも盛んな様です。
ピクチャ 1
(google mapより)

スペイン
spain.gif
BCMサーフパトロールヨーロッパより)
ムンダッカではWCTの試合も開催されます。

フランス
eu_fran.gif
BCMサーフパトロールヨーロッパより)
地中海側でもサーフィンは出来るが、大西洋側の方が
メジャー。ASPの試合も行われる。
ホセゴーあたりが最もメジャーなポイント。
南エリアの海岸はかなり混んでおり、唯一の逃げ道は
北エリア。
ボルドー以北、主要道路が沿岸から離れていくエリアは
ビーチにアクセスできる道が次第に減って来る。
このエリアの小さな沿岸の村から10分、15分歩いて
ビーチにアクセスすることによって、貸し切りで
サーフィンできるらしい。

ポルトガル
portugal.gif
BCMサーフパトロールヨーロッパより)
治安が余り良くないという話も聞きますが、とりあえず
お隣なので。

ヨールッパの歴史と文化を体感させる、という意味では
ある程度の都市まで頻繁に出られる場所が良いですね。
ピクチャ 1
(google mapより)

といっても、フランスもスペインも首都は海沿いから
かなり離れてますけど。
南フランスからパリは500kmくらいでしょうか?
スペインのビルバオ、サンタンデールあたりからだと、
マドリードまで400km弱という感じですか・・・。

ストリートビューでみる限り、ビルバオの街は
大都会の様です。
ピクチャ 3

実際は田舎かも知れませんが、リゾート地もあるだろうし、
ちょうど良い感じのところがきっとある様な気がします。

Gilzee france hossegor
photo by gilzee

ここいら辺にちょくちょく行くようにして、親子とも
環境に慣れた上で、タイミングをみて4~5年いってみる、
というのが良いかもしれません。

This entry was posted in サーフィン&水中撮影&水中カメラ. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です